責任ある調達
ハイアットは、気候変動、森林伐採、人権、廃棄物、公衆衛生、資源不足、生物多様性、動物福祉といった影響を受ける領域に対応するための製品およびサービスについて、責任ある調達を拡大すべく真摯に取り組んでいます。
私どもと価値観を共有し、責任あるビジネスの実現に向けて努力しているサプライヤーとの取引を優先し、緊密に連携しながら、可能な限りより持続可能性に優れた選択肢を見い出せるよう努めています。
「料理。それは思慮深く選んだ食材で、心を込めてつくること」
料理は、責任ある調達を考えるうえで非常に重要な項目です。ハイアットが掲げる飲食の哲学 「料理。それは思慮深く選んだ食材で、心を込めてつくること」は、お客様やコミュニティー、地球に貢献するメニュー作りの指針です。お客様の健康を考えた体に良い食事を提供できるよう努めています。ハイアットの哲学の原則について詳しくはこちらをご覧ください。
主要なポイント
- ハイアットは、世界自然保護基金（WWF）とグローバルレベルで協力し、持続可能な海産物の分野でリーダーシップを発揮した最初の多国籍ホテル企業です。海洋管理協議会（MSC）または水産養殖管理協議会（ASC）の認証を取得した食材など、責任ある方法で調達された海産物の使用を増やす取り組みを行っています。詳しくはこちら。
- 2025年末までに平飼いの卵およびこれを使用した卵製品の調達を100%にするという目標を掲げて、世界中の全ハイアット運営ホテルおよびフランチャイズホテルと協力しています。2021年には、米国の運営ホテルで使用する卵の57%および卵製品の52%は平飼いの卵となりました。米国のフランチャイズホテルでは、使用する卵の36%が平飼いの卵でした。西欧州の運営ホテルでは、入手可能なデータによると使用する卵の51%が平飼いの卵でした。ハイアットは、平飼いの卵の導入状況を毎年報告しており、今後もこの年次更新の中で、各地域での導入拡大を報告できるよう努めてまいります。この目標には、2021年11月にハイアットが買収したアップル・レジャー・グループ（ALG）の系列ホテルも含まれます。年次更新には、2022年の業績をはじめ、ALGのホテルの業績も含まれます。
- 米国およびカナダの参加ブランドで客室、レストラン、宴会場、ファンクションエリアに、レインフォレスト・アライアンス認証を取得した農園から収穫したコーヒー豆を使った新しいコーヒーを導入しました。
責任ある消費の支援
ハイアットおよびハイアットの各ホテルでは、以下のような購買意思決定を通じて責任ある消費を進めています。
- FSC認証または再生紙を使用した製品の使用を増やす。
- 再利用可能な製品、使用済みの製品をリサイクルした素材で作った製品、リサイクルまたは堆肥化できる製品を調達し、循環型経済に配慮した行動をする。
- 2018年に世界旅行ツーリズム協議会が発表した、絶滅の危機に瀕している種の搾取を撲滅し、野生生物を保護するための「野生生物の違法取引に関する宣言」に署名。